異国船打ち払い令

 

今日は文政8年に異国船打払令が江戸幕府によって出された日です。

 

その名の通り日本に近づいた外国船を打ち払うというものです。

 

当時、国を閉ざしていた日本にとって異なる文化の外国は理解しがたい存在だったかもしれません。

 

この法令は数年後に廃止されます。やはりうまくはいかなかったようです。

 

現在、アメリカのトランプ大統領はイスラム圏の人たちを警戒しています。

 

それはテロを起こすような理解しがたい存在だと考えているのかもしれません。

 

しかし、 相手の事を理解しようとせずただ敬遠するのは逆に反感を生むだけのように感じます。

 

本当の解決方法は相手の文化を理解し、自分たちとは違うという事を認識する寛容さこそが必要だと思います。

 

昨日、北朝鮮の金正男が暗殺されました。

 

殺された理由はおそらく金正恩の権力の為でしょう。

 

歴史を顧みれば力で抑えられた恐怖政権は長期間続く事は絶対にありません。

 

歴史を学ぶという事は、これから先の事に役立てる為にも、また過去の過ちを繰り返さない為にも重要な事です。